第四回「私が出会った〈会堂〉を創る人たち」
このコラムの第一回目で、以下のような柳宗悦の言葉を引用している。 「藝術の美はいつも国境を越える。そこは常に心と心とが逢う場所である。そこには人間の幸福な交りがある。いつも心おきなく話し掛ける声が聞こえている。藝術は二…
このコラムの第一回目で、以下のような柳宗悦の言葉を引用している。 「藝術の美はいつも国境を越える。そこは常に心と心とが逢う場所である。そこには人間の幸福な交りがある。いつも心おきなく話し掛ける声が聞こえている。藝術は二…
作家・池澤夏樹氏は、小説の中で、「外国」をこう定義している。 「われわれにとって外国とはなんだろうか。言葉、日々の習慣、互いに見ている顔つき、食べているもの、着ているもの、町の風景、自然の風景、社会の慣習や制度や法律……
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」の2016年度の活動をまとめた冊子を発行。インドネシア調査の際にみた伝統芸能の数々や池澤夏樹氏と木ノ下裕一氏の古典と向き合う対談、伝統芸能をとりまく様々な情報や折に触れて事業メンバーが感じた…
現代と向き合う -能楽と演劇- 若い世代も楽しむことのできる能楽を試みる能楽シテ方宝生流宗家の宝生和英氏と、歌舞伎演目を翻案し、現代演劇という形で古典の可能性を発信しつづける木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一氏。若き二人の芸能…
国際交流基金が運営し、国際文化交流に関する情報を発信するウェブサイト『をちこちMagazine』。その東南アジア特集号(2017年9月公開)の中で、木ノ下裕一氏が「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業での経験を通して得た「気…